優待落ち 2005 3 29
配当落ちというものは、昔からありましたが、
最近は、「優待落ち」があります。
日足チャートで調べてみると、「優待落ち」が目立ちます。
今年の場合は、3月25日で権利を確定し、
3月28日が、「優待落ち」となりました。
これは、3月25日に、株主優待制度の権利を得たので、
みんな、一斉に、3月28日には、「売り」を出したのでしょう。
そういうわけで、企業の業績に関係なく、
大幅に、株価が急落しました。
もちろん、逆を言えば、3月25日までは、
企業の業績に関係なく、小刻みに、毎日、株価が上昇していました。
こうした「業績に関係ない乱高下」に対して、対策を考えるべきです。
たとえば、「6か月以上、株主だったら、株主優待制度の権利を得る」という制度にすべきです。
配当落ちはともかく、「優待落ち」は、変だと思います。
今年は 2005 3 22
今年は、「配当狙い」や「株主優待狙い」の動きが、かなり早かったと言えます。
週足チャートや日足チャートで調べてみると、
何と、早いものは、12月下旬から動き出しています。
遅いものでも、1月下旬ぐらいのようです。
チャートを見ると、小石を積み上げていくような「小さな上昇」が続いています。
みんな、しっかりしていますね。
もっとも、こういうことは、マネー雑誌で指導したのでしょうか。
そうすると、9月配当の銘柄は、6月下旬ぐらいから動くのでしょうか。
しかし、「夏枯れ」がありますので、8月下旬の方がいいかもしれません。
これは、その時の相場環境によります。
日足チャートや週足チャートで判断することになるでしょう。